最近帝都に流行る物。

1335年ころ、すなわち後醍醐天皇による建武新政が始まって1,2年後に、亰の二条河原に掲げられた「二条河原の落書」というものがある。

 

当時の政治や社会を批判したものとして知られ(必ずしも「建武新政」を批判する一辺倒ではなかった、すなわち「スガ政権を許さない」などと言っている人たちとはまた異なる性質を持っていることは一応付しておく)、未だに誰が書いたかわかっていない。

 

内容は、

此頃都ニハヤル物

 夜討 強盗 謀綸旨(にせりんじ)

 召人(めしうど) 早馬 虚騒動(そらさわぎ)

 生頸 還俗 自由(まま)出家

 俄(にわか)大名 迷者

 安堵 恩賞 虚軍(そらいくさ)

 ・・・

 追従 讒人 禅律僧 

 下克上スル成出者

 ・・・

こんな感じである。

 

2020年10月現在、この大日本の帝都に流行る物は何だろうか。

 

「此頃帝都ニハヤル物

 コロナ 倒産 鬼滅の刃

 Go To  速報 感染者

 タピオカ バナジュー コロナ離婚

 前例主義打破 自助共助

 飛び降り 首吊り 不正受給

 忖度 残業 マスク美人

 香水歌う成出者

 ・・・」

 

 

オハナシカワリマースオハナシカエマースオハナシカワリマースオハナシカエマースオハナシカワリマー

 

 

最近体調も万全ではないので、またゆらゆらとあく離れ出でて一人で六本木まで歩いてみました。

 

一人で国立新美術館に書道展や何かの展示を観に行ったことはありましたが、僕が明瞭に覚えている六本木来訪の最後は、2017年の12月です。

 

当時は両想いだった、だけど付き合ってはなかった人と「クリスマスイルミネーション」なるものに行きましてね。

小5の頃からずっっっと好きで、ついに初めて2人で出掛けたのがこの高1の冬。

変わってない景観や設置物を久しぶりに見て、あぁ〜懐かしいなあと

 

都内一人散歩は、こうしてその土地土地に関する思い出を想起させてくれるだけでなく、この道は知ってるな、という道々を繋ぎ合わせることも可能にしてくれて、まさに断片的な知識が有機的に連関する、勉強のような醍醐味もあるわけです。

 

そして、風景は変わらなくとも、人と人の関係は変わってゆくものです。彼女を好きだった7年の間、幾度気持ちを伝えたか覚えていませんが、この、無職という御身分を得てからしばらくして、「追われたい派だったから、ありがとう」旨のことや、もしあれらの告白が大学に入ってからだったら付き合ってたと思う、高校生の時は家の規制があったから、ということを言われました。 

その時々の運のようなものが人生を動かしているように思えてなりません。散歩にもそれを求めているのでしょう。時には一期一会の出会いだってあります。それは、その先数日間僕の心を温めてくれる。

 

みなさんも一人でお散歩してみてはいかがですか。

 

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あとまだ言ってんのって感じですけど、

メルカリ始める方ぜひ招待コードを()

 

GZZCZE

 

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今日はこの辺で。

サヨナラバイバイ。

 

(その彼女は、井上苑子さんが大層お好きでした。「サヨナラバイバイ」、一度聴いてみてくださいな。それでは。)

 

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